不動産M&A

ご挨拶

不動産M&Aという言葉を耳にしたことはあるでしょうか。M&AとはMergers and Acquisitionsの略で、(法人の)合併及び吸収を意味します。巷間聞かれるM&Aとは、事業M&Aで、これについては馴染みがある人が多い。不動産M&Aは、主として複数の物件を保有する法人の株式を譲渡することにより、実質的に不動産の所有権を移転させる取引手法であると、とりあえず理解しておいて差し支えないでしょう。

この不動産M&Aは、事業M&Aと比較して知名度が高くはなく、実際の不動産取引において活用されているケースは全体的に見て少ないのが現状です。しかし、複数の不動産を法人保有の形態で所有している会社関係者・投資家にとって、簡便かつ効率的な解決の道筋をつけられる方法を提供くれます。

弊社では、複数の物件を処分または購入する場合、個別の不動産ごとに単純に取引するよりも、税務面においても手続面においても合理的かつ効率的な手法となりうる不動産M&Aのスキームを活用した取引を提案することもできます。どうか気楽に我々を活用していただければ幸いです。

株式会社U&A 
顧問 椿井

略歴
京都大学理学部理学科卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程(理学)修了。中央省庁で官僚として勤務。退職後、各大学で講師を歴任。在外研究員として英エディンバラ大学、米コロンビア大学、スイスチューリッヒ大学に赴任。確率解析論を専攻し、その応用として数理ファイナンス・金融工学の研究にも広く携わり、研究と実務の「二足の草鞋」を履く同僚から刺激を受け、確率数値解析を利用する業務への協力を通じて経営に関与。不動産投資分析へのファイナンス的手法の導入を企図して、教え子が経営に携わる株式会社U&A顧問に着任。

無料面談するだけでも

複数の不動産を法人で所有する資産管理会社を利用する不動産投資家が、個々の不動産を個別に処分するよりも、全部または一部の不動産を簡便に処分する、あるいは逆に、複数の不動産を一戸または一棟当たりにすれば割安の価格でかつ簡便に入手する方法があります。





複数不動産を簡便な手続きで取引したい、複雑化した株主構成の整理をしたい、共有問題の解決を図りたい、資産価値の有効実現を考えたいなど、多様なニーズに即応した戦略を講じることが望めます。







設立当初はオーナーの個人事業を法人化したもので、事業継続する間に不動産などの資産が蓄積され、資産管理会社化したというケースでは、蓄積資産が株価を引き上げる一方、個人資産は相続などで分割されるので、相続税の納税に困窮する者が意外に多い。こういう場合でも不動産M&Aの手法が役立つことがあります。更に、株式の譲渡益は原則として金融所得課税となり、税率の面での利点も見込めることができます。